1932(昭和7)年5月、三菱重工神戸造船所で働く洋画の好きな社員が、毎週木曜日の終業後に所内で油絵を描くようになったのが木曜会の始まりでした。以来、毎年春と秋の2回、作品展を開催してきました。
戦争により活動を一時停止しましたが、1951(昭和26)年、戦前派会員を中心に木曜会は活動を再開しました。そして、1957(昭和32)年4月には、新生木曜会の第1回作品展を開催、2012年は木曜会創立80周年を迎えました。
創設以来、中山正實先生、鈴木清一先生、佐伯久先生、石橋操先生、佐伯浩先生、服部淳子先生のご指導を受けて、油彩画、水彩画、パステル画などの制作を楽しんでまいりました。2018年11月から講師は不在ですが、全員参加の互評会において講評しあい技術向上を図りうる洋画同好会を目指しています。
現在、木曜会は毎月2回の日曜日を練習日に当て、室内で静物や人物を描くほか、気候の良い時期には屋外へ出てスケッチも楽しんでいます。そして、毎年1回開催する木曜会作品展では、1年間の成果を皆様にご覧いただくことにしています。